プライベート日記
黎 (起立気をつけレイ!3)
Mr.Lonely
(岐阜市周辺 ホスト)

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一緒に働いてみる?

6/23 17:59
【日記】
だし巻き玉子の香りPart2
 
鬼まで現れて数名の有志と青白い青年
 
 
そして僕の前に立ふさがる。
 
 
青い青年は言った。
 
 
「兄さんこんなことやめてくれ」
「鬼は人を食わずとも生きていける」
 
 
と。
 
 
有志達は知ってたようだが
 
 
僕は知らなかったので驚愕していた。
 
 
鬼は口を開く。
 
 
「お前らのような軟弱な鬼が……」
 
 
鬼がつぶやく。お前ら??
 
 
と戸惑う僕。
 
 
薄々身体の変化に気づいてたものの
 
 
青白い青年に告げられる。
 
 
どうやら自分も鬼の実験に成功した
 
 
個体らしく鬼の力が備わっていると。
 
 
ココ最近の異様な体力や極端に
 
 
筋力が上がったり身体の治りが
 
 
速かったのはこのせいだと。
 
 
僕は驚いていたが今は
 
 
それどころでは無い。
 
 
鬼が動き出す。
 
 
必死に抗うもやはり人間の有志たちは
 
 
鬼の力には叶わず。
 
 
数名が殺される。
 
 
僕と青白い青年は鬼に必死で抵抗。
 
 
戦い続けた。
 
 
夜明け。
 
 
日の光が差し込み出した頃
 
 
鬼が苦しみ出す。
 
 
青白い青年が言うには
 
 
兄は鬼であるが日の光に弱いのだと。
 
 
だから日の光を克服するために
 
 
人間を喰らっていたのだと。
 
 
必死に逃げる鬼を僕は止める
 
 
ここで倒すのだと……
 
 
完全に日が昇ったとともに鬼は倒れ
 
 
焼けていく。
 
 
僕達の勝利だった。
 
 
鬼に縋っていた人間は
 
 
膝を落とし崩れおちる。
 
 
青い肌の青年の鬼は僕に言った。
 
 
色々隠してたこと、鬼になったこと。
 
 
僕は受け入れられずにはいたが
 
 
仕方ないことだと受け入れた。
 
 
僕は鬼なんだと……
 
 
鬼だから人を食べないと
 
 
生きて行けないという訳でもなく
 
 
基本的には何も食べず
 
 
生きていけるのだそう。
 
 
青白い青年は自分の使命を全う出来た
 
 
と言ってて人知れずこの世を去った。
 
 
つまり自害したのだ。
 
 
君は君のために生きてくれ。
 
 
そう告げられていた。
 
 
僕は悩んだ末に村の発展に貢献。
 
 
もちろん不老不死になってしまったから
 
 
時間は無限。
 
 
やりたいことをやり続けたが
 
 
山の洞窟奥深くに
 
 
僕は身を潜め悠久の時を
 
 
過ごすことに決めた。
 
 
我ここに眠る……と
 
 
眠りにつくと同時に
 
 
だし巻き玉子の香りで
 
 
目が覚めて、夢を見ていたことに気づき
 
 
この壮大な夢を今ここに書き記していた。
 

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